二世帯住宅の不動産が売れにくい理由とは？売却のコツもご紹介！

二世帯住宅を売却したくても、買い手が付かず悩みを抱えてしまうケースがあります。
二世帯住宅を売却する際には、あらかじめ売れにくい理由を把握したうえで売却活動を展開するのがおすすめです。
そこで今回は、二世帯住宅の種類、二世帯住宅が売れにくい理由とスムーズに売るコツを解説します。

売れにくい不動産である二世帯住宅の種類

二世帯住宅というと、親世帯と子世帯が共同生活を送る1軒の住宅を指すのが一般的です。
しかし、二世帯住宅のなかにもどのレベルまで生活を共有するかによって、異なる種類があります。
完全分離型の二世帯住宅は、1つの住宅の内部に壁をもうけて、親世帯と子世帯のスペースをわけたものです。
一部共用型の二世帯住宅だと、お風呂やキッチンは共有し、トイレと各居室はそれぞれで別など共有する設備を選択します。
完全同居型の二世帯住宅は、お風呂・キッチン・トイレといった設備を共有するのはもちろん、内部に二世帯をへだてる壁がなく1軒の住宅に同居するスタイルです。

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二世帯住宅の不動産が売れにくい理由

二世帯住宅が売れにくいのは、親世帯と子世帯が同居するケースが減っていて、二世帯住宅に対する需要が低いためだと考えられます。
二世帯住宅を探している方はいても内部の間取りや広さが需要と合わないことが理由で、売れにくくなることもあるでしょう。
また、二世帯が住むために部屋数が多いのはもちろん、トイレやキッチンなどが複数個あるケースも少なくないため、二世帯住宅は建築費用が高額になります。
建築費用が高額になると売り出し価格も高く設定されやすいことから、買い手の予算に合わず売れにくくなることも考えられます。
さらに、二世帯住宅が売りに出されるのは家族のうち誰かが亡くなったからではないかと思われやすいことも、売れにくくなる理由です。
二世帯住宅が売りに出された事情を知らない買い手のなかには、心理的瑕疵物件ではないかと疑念を抱く方もいらっしゃいます。

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二世帯住宅の不動産をスムーズに売却するコツ

一般的には売れにくい二世帯住宅ですが、内部をリフォームして需要が見込める住宅にすると、買い手がつきやすくなります。
二世帯住宅のままではなく、一般的な一戸建てとして売り出すのがコツです。
また、内部が完全にわかれている完全分離型の二世帯住宅を所有している場合、2部屋を貸し出せる賃貸収益物件として売り出すのも良いでしょう。
ただし、賃貸物件として収益が見込めるのは駅から近い立地などに限定されることから、条件によっては買い手が付かないケースもあります。
リフォームにかかる費用と手間を省きたい場合や賃貸収益物件としての魅力が不足している場合、不動産買取を利用するのがおすすめです。
不動産買取ならば、内部の構造に関わらずそのままの状態で売却できます。

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まとめ

二世帯住宅には、親世帯と子世帯で内部をどのレベルまで共有するか異なる3つの種類があります。
需要が低く売り出し価格が高くなりやすいことが、二世帯住宅が売れにくい理由です。
不動産買取を利用することも視野に入れて、二世帯住宅の売却を進めてみてください。
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