建売住宅の価格が安い理由とは？ポイントごとに解説！

一般的に、一戸建ての住宅は建売住宅と注文住宅に分けられます。
価格に関しては注文住宅よりも建売住宅のほうが安いとされており、疑問に感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、建売住宅の価格が安い理由について、人件費・スケールメリット・その他のポイントから解説します。
建売住宅の購入をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

建売住宅の価格が安い理由は人件費にある

建物を建築するのにかかるコストにおいて、人件費が占める割合は大きいです。
とくに注文住宅のように、施主の要望や土地の条件を考慮しながら細かくプランを組み立てていく場合、設計業務には多くの人件費がかかります。
その点、建売住宅は土地の特徴ごとにプランが規格化されており、似た間取りで分譲するケースがほとんどです。
細かな仕様についても、物件ごとに打ち合わせて決めるケースは稀で、多くはもとから決められている標準仕様を適用して建築します。
したがって、設計に必要な人手が少なく済み、人件費の削減が可能です。
詳細設計が省略できるので、結果的に工期も短く済むメリットもあります。

▼この記事も読まれています
建売住宅の寿命と必要なメンテナンスについて解説！

建売住宅の価格が安い理由はスケールメリットにある

建売住宅は、土地と住宅のセットで、まとめて売り出されているケースが多いです。
これは、業者が大きな土地を安く仕入れて売りやすい大きさに区分けし、建物を付けて販売しているためです。
小さな土地をいくつも仕入れるよりも、大きな土地をひとつ仕入れるほうがコストを削減できます。
さらに、まとめて建築を進めていくにあたり、建築資材や設備も大量に仕入れたり、自社で生産したりする、スケールメリットを活かしているのもポイントです。
建築資材・設備の大量生産・大量仕入れによってコストを抑えた結果、安い価格での販売が可能になっています。

▼この記事も読まれています
長期優良住宅は購入すべき？メリット・デメリットをご紹介

建売住宅の価格が安い理由はその他にもある

人件費やスケールメリットの他に、建売住宅が安い理由としては、モデルハウスの建築費用がかからない点が挙げられます。
建売住宅は完成後に売り出すので、モデルハウスを用意する必要がなく、コスト削減が可能です。
そして、必要性の高い設備もオプション仕様として扱い、販売価格を安くしているケースもあります。
たとえば、網戸やカーテンレール、照明などがオプション扱いとなっている場合があります。
オプション工事の追加費用を加えると、結果的に購入費用がかさむ可能性があるので注意が必要です。
建売住宅の購入にあたっては、どこまでが標準仕様なのかをチェックしておくと、安心して購入できるでしょう。

▼この記事も読まれています
建物構造が鉄筋鉄骨コンクリートであるメリット・デメリットをご紹介

まとめ

建売住宅が安い理由としては、プランを規格化して人件費を抑えている、スケールメリットを活かしているといった点が挙げられます。
その他には、モデルハウスの建築コストがかからない、オプションとして追加工事をおこなうといった理由で、販売価格が安いケースもあります。
土浦市の新築一戸建てはリバティーホームがサポートいたします。
不動産売却や建築に関するご相談も承っておりますので、お気軽に弊社までお問い合わせください。