平屋と2階建てそれぞれのメリット・デメリットとは？向いている世帯も解説

平屋を購入するか、それとも2階建てを購入するかの選択は、マイホームを購入するうえで大きな分かれ道です。
同じ一戸建てでも、平屋と2階建ての特徴は大きく異なり、向いている世帯の特徴も変わります。
今回は、一戸建ての購入を検討している方に向けて、平屋と2階建てそれぞれのメリット・デメリットを解説したうえで、それぞれに向いている世帯についてもお伝えします。

平屋のメリットとデメリットについて

平屋のメリットとして挙げられるのは、上下階の移動を避けられるため、コンパクトでシンプルな生活動線にまとめられることです。
高さを抑える分、構造の重心が低くなるため、地震や強い台風が発生したとしても、揺れの影響を感じにくいこともメリットといえます。
一方、平屋を建築するためには、一定の広い土地が必要になる点がデメリットです。
仮に建ぺい率50％の土地に延床面積50坪の家を建てる場合、2階建てなら50坪の土地にも建築できる可能性がありますが、平屋の場合は100坪の土地がなければなりません。
周囲を背の高い建物に囲まれると、日当たりや風通りが悪くなることもデメリットのひとつです。

▼この記事も読まれています
建売住宅の寿命と必要なメンテナンスについて解説！

2階建てのメリットとデメリットについて

2階建ての場合、生活空間を1階と2階に分けられるため、家族それぞれがプライベートな空間を持てることがメリットです。
基礎部分や屋根といった建築コストがかさむ箇所が少なく、平屋と比較して安価に建築しやすいことも、2階建てならではのメリットといえます。
ただし、ベランダや居室に移動するときは階段を経由しなければならず、高齢になると階段の上り下りがつらくなるかもしれません。
冷暖房費をはじめとする光熱費や、外壁メンテナンスの費用が高額になりがちなことも、2階建てのデメリットとして覚えておきましょう。

▼この記事も読まれています
長期優良住宅は購入すべき？メリット・デメリットをご紹介

平屋・2階建てが向いている世帯の特徴とは

バリアフリーの間取りを実現でき、老後も安心して暮らせる一戸建てを希望する方には、平屋をおすすめします。
一戸建ての購入にかけられる予算が限られている場合や、プライベートを守れるゆとりある一戸建てに住みたい方には、2階建てがおすすめです。
家族のライフスタイルや性格によっても向いている一戸建ての種類が異なるため、家族ともよく話し合いながら、平屋と2階建てのどちらを選ぶのかを決めましょう。

▼この記事も読まれています
建物構造が鉄筋鉄骨コンクリートであるメリット・デメリットをご紹介

まとめ

平屋は動線がシンプルなことや、地震の際に揺れにくいことがメリットですが、建築には広い土地が必要です。
2階建ては建築コストを抑えられるものの、将来的に階段の上り下りが苦になるリスクや、メンテナンス費用が高くなる可能性が高いこともデメリットとして覚えておきましょう。
家族とも好みや将来についてよく話し合い、平屋と2階建てのどちらを選ぶのかを慎重に決めましょう。
土浦市の新築一戸建てはリバティーホームがサポートいたします。
不動産売却や建築に関するご相談も承っておりますので、お気軽に弊社までお問い合わせください。