家の解体費用っていくらかかるの?part2
<家を解体するときの流れ>
①業者から見積もりをもらい、解体準備に入る
解体業者が家の構造や周辺状況を確認し、解体のしやすさをもとに解体費用を見積ります。
解体業者と契約を締結した後は近隣に挨拶をおこない、工事の内容や期間を伝えましょう。
また、電気やガスの停止、配線や配管の撤去依頼を電気やガス会社に依頼します。
②解体工事
解体準備ができたら、解体作業に入ります。
内装材や断熱材を解体し、骨組みや屋根を取り壊します。
地下に埋められたコンクリートの基礎を取り出したら終了です。
③廃材処理と整地
タイルやガラスなどの廃材を運びだし、整地工事をおこなえば解体工事完了です。
<解体するメリットとデメリット>
家を解体する際に必要な解体費用は、数百万かかることが多く決して安いとは言えない金額ですよね。
そのため、解体は本当に必要なのかと疑問に思う方もいるのではないでしょうか?
解体することを決定する前に、解体のメリットとデメリットを把握しておきましょう。
<家を解体するメリット>
①売却しやすい
売却をする場合は家を解体することで、売却できる可能性が高くなります。
とくに注文住宅に検討している土地の購入を望む買手にとっては、家付きの土地は購入後に解体する必要があり、購入に前向きになれないこともあるでしょう。
②管理費用や手間がかからなくなる
空き家など、すでに家としての機能を果たしてない場合は、管理にかかる費用や手間は無駄になってしまうでしょう。
しかし、固定資産税や修繕費などは、家を維持するために支払う必要があります。
この場合は家を解体すれば、これらの家の所有のためにかかる税金や費用がかからないので、メリットと言えます。
③土地活用ができる
売却をしない場合でも家を解体し更地にすれば、新たに土地活用が可能です。
たとえば、駐車場やコインパーキングとして利用したり、太陽光発電を設置したり、さまざまな活用方法があります。
他にも、農地や事業用の土地として貸し出すことも可能です。
<家を解体するデメリット>
①解体費用がかかる
家を解体するデメリットは、解体費用を払わなければいけない点でしょう。
解体費用は100万円以上かかるケースが一般的なので、まとまった費用を用意することになります。
②固定資産税が上がる
更地は建物が建設されている土地に比べて、固定資産税の納税額が高くなります。
住宅用の建物が建っている土地は、200㎡以下の部分は固定資産税が6分の1になる住宅用地の特例が適用されます。
そのため、家を解体した後の土地がなかなか売却できないと、これまでより高い固定資産税を払うことになり、負担が大きくなってしまいます。
<家を解体したほうがいい場合とは?>
空き家の場合や家が古く価値がつかない場合などは、解体したほうがよいでしょう。
なぜなら、解体を考える家は買手から見ても古く、価値がつかないことがほとんどです。
価値がつかない家の場合は、解体費用がかからない更地を購入したいという方も多いでしょう。
周辺地域の不動産の需要を考慮しながら、解体するか決めるのもおすすめですのでお気軽にリバティーホームまでお問合せくださいませ♪
次は最終章「家の解体費用っていくらかかるの?」part3です。
解体費用が高いので払えない場合の対処法になります!
ブログをご覧頂きありがとうございました。