不動産購入の流れで知っておきたいポイントや内覧でするべき点とは?
不動産購入には時間がかかるため、全体の流れを抑えておくのが重要です。
必要書類や代金の支払いなど、不備なく進める必要のある手続きも多岐にわたります。
そこで不動産を購入するときに知っておきたい、手続きの流れやポイントを確認していきましょう。
不動産購入の流れと注意点
不動産購入の全体的な流れは、次のとおりです。
●資金計画を立てる:自己資金や住宅ローンの借り入れ可能額を把握します。
●物件を探す:インターネットなどで検索し、希望に合う物件をピックアップします。
●現地を見学・相談する:検討している物件を見学・内覧します。
●購入申し込みをする:申し込みに合わせて、住宅ローンの事前審査を受けます。
●売買契約を締結する:売買契約を締結し、住宅ローンの本審査に進みます。
●代金の支払いと物件の引き渡し:代金を支払うほか、登記手続きなどもおこないます。
注意点
住宅ローンを利用するときの注意点として、購入申し込みと並行して審査がある点です。
準備に時間がかかる書類もあるため、手続きの流れを確認しながら準備を進めましょう。
またこのほかの注意点には、代金の支払いがあります。
住宅ローンの融資実行前に発生するお金(手付金など)もあるので、手持ちの資金に余裕を持たせておきましょう。
不動産購入の流れで確認したいポイント
不動産購入までの流れには、いくつかのポイントがあります。
まず無理なく購入できる物件価格は、年収の5倍から7倍と言われています。
しかし住宅ローンの利用にあたっては、月々の返済額や借り入れ期間も考慮しなければなりません。
そして固定資産税や修繕費用など、物件価格には反映されていないお金もかかるので注意してください。
このほか立地や周辺環境などが、ライフスタイルに合うかどうかもチェックするべきポイントです。
不動産購入で内見するときの流れ
不動産購入で内覧するときの流れは、完成済みかどうかで変わります。
新築物件など建築中の物件では、近隣でモデルルームを公開していることがあります。
室内の雰囲気を確かめられるため、完成後をイメージしやすくなるでしょう。
また完成済みの物件や中古物件なら、内装や建具に傷・不具合がないかをしっかりとチェックしておきましょう。
そして現地の内見時に合わせて確認しておきたいのが、周辺の環境です。
最寄駅や学校、商業施設までの道路状況などを、実際に歩いて確認してみるのがおすすめです。