パワーカップルだと住宅ローンの利用はどうなる?気になるポイントを解説!
価値観やライフスタイルが多様化している昨今、パワーカップルと呼ばれる世帯も登場しています。
一見すると住宅ローンの利用にも有利なようですが、そもそもパワーカップルとはどのような世帯なのか、疑問も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、そもそもパワーカップルとは何か、想定される住宅ローンの種類と注意点を解説します。
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パワーカップルとは?住宅ローンの利用前に確認!
パワーカップルとは、夫も妻も年収が高い共働き世帯を指すのが一般的です。
想定される夫婦それぞれの年収や世帯年収などの定義は機関によって異なりますが、平均的な世帯年収を超える夫婦を指す点は共通です。
2019年の調査によると、平均的な世帯年収は30代だと614万8,000円、40代だと694万8,000円となっています。
夫婦のそれぞれが高額な年収を得ており、世帯年収が1,000万円を超えていれば、パワーカップルだと思って差し支えはありません。
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パワーカップルで想定される住宅ローンの種類
パワーカップルで想定される住宅ローンには、まず夫婦の片方が主たる債務者となり、もう片方が相手の連帯保証人となる連帯保証型があります。
また、主たる債務者と同じように返済の責任を負う連帯債務型も、選べる住宅ローンの一種です。
連帯保証人は返済が滞らない限りは支払いを請求されませんが、連帯債務者は返済状況と関係なく支払いを求められる場合があります。
このほか、夫婦それぞれに高い年収があるパワーカップルなら、夫婦が各自で住宅購入資金を借りる形となるペアローンも利用可能です。
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パワーカップルにとっての住宅ローンの注意点
ペアローンでは夫婦のそれぞれが個人で返済を続ける必要があり、夫と妻のどちらかが不測の事態で退職したときも返済義務が変わらない点に注意が必要です。
次に、夫婦でお金を出し合って購入した住宅は夫婦の共有名義の物件となり、各自が拠出した金額の割合にあわせて持ち分を設定しなくてはなりません。
持ち分とは各自が得る所有権の割合を指し、これが自分の出した購入資金の割合を超えていると、贈与税を課せられるおそれがあります。
さらに、現時点では共働きで家計に余裕があっても、将来的にどちらかが病気などで働けなくなるリスクがあるため、高額すぎる借り入れは控えたいところです。
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まとめ
パワーカップルとは、夫も妻も年収が高く、平均的な世帯年収を超える共働き世帯を指すのが一般的です。
想定される住宅ローンの種類には、連帯保証型と連帯債務型、ペアローン型の3つがあります。
借り入れにあたっての注意点は、ペアローン型を選ぶと、たとえ夫婦のどちらかが退職したときも、各自で返済を続ける必要があることなどです。
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